野菜ジュースって手軽に飲めておいしいですよね。
でも、冷蔵庫から出した冷たい野菜ジュースで体の芯から冷えて、冷たいのが苦手だったりお腹に良くないのではないかと思う方も多いものです。
そこで今回は、野菜ジュースを温めて良いのか、また、温めることにより栄養素が失われるのかなどについてご紹介します。
野菜ジュースを温めるのはOK?
野菜ジュースは温めて飲んでも問題はありません。
ただ、あまり熱くすると突沸ではねることには注意が必要ですよ。
また、栄養面においては、影響を受る場合と受けない場合があります。
ではどんな場合に影響があるのか次でご紹介します。
野菜ジュースを温めると栄養分が変わるの?
温めることによって野菜ジュースをの栄養分に変化がある場合があります。
それは、それは温める温度によって違うんですよ。
例えば、沸騰するほど加熱した場合には、ビタミンC、ビタミンB群、ビオチン、葉酸などの水溶性ビタミンやポリフェノールなどの栄養素が失われます。
一方、人肌程度に温めて飲む場合には、それほど影響を受けることはありません。
実際、野菜ジュースを製造販売するカゴメのホームページをみると、
野菜ジュースを温めて飲む場合、人肌の約40度程度が最適としていて、熱くなり過ぎると沸騰してはねることがあり、注意が必要
との表記が見られますが、栄養分については特に記載がありません。
冷たい野菜ジュースを飲んで腹痛を起こしたりすることの方が辛いですし、次にあまり飲む気持ちになりませんよね。
無理なく飲むためにも、沸騰せず人肌に温めてのむといいですね!
野菜ジュースを温めるメリット
野菜ジュースを温めることには、次のようなメリットがあります。
・栄養吸収率を高められるメリット。
・胃腸の負担を軽減できるメリット。
野菜ジュースは、製造過程で加熱処理が施されるため、野菜そのものよりは栄養成分が落ちますが、食事での野菜以外の栄養吸収を良くするメリットがあります。
そのため、野菜ジュースを食前に飲むことが最も効果的なんです。
食前に人肌に温めた野菜ジュースを飲むことで、熱い食事を食べた時でも急激な胃腸の温度上昇が防ぐことができます。
そして、その後の食事で摂取した栄養成分が吸収されやすくなり、全身の機能が効率良く循環できるようになるんですよ。
しかも、温めた野菜ジュースであれば、冷たい野菜ジュースとは違い、胃腸の負担を軽減することにもつながります。
野菜ジュースを温めるデメリット
野菜ジュースを温めると、次のようなデメリットがあります。
加熱し過ぎるとビタミンCをはじめ、ビタミンB群、ビオチン、葉酸などの水溶性ビタミンやポリフェノールなど、栄養素が失われる
先ほども書きましたように、野菜ジュースを人肌程度の約40度に温める分には、含まれる栄養成分に大きな影響はありませんが、加熱し過ぎると水溶性のビタミンをはじめとした栄養素も減らしてしまうデメリットがあります。
そのため、野菜ジュースを温める際には、加熱時間を短くするなどの調節が必要ですね。
野菜ジュースの温め方
野菜ジュースを温める際には、耐熱容器に入れ、電子レンジの手動で時間設定を短めにして、様子を見ながら加熱します。
私の場合は、200ccをマグカップに入れ、500wで40秒にセットします。
その後、もう少し温める場合には500wで10秒ごとにセットして様子を見て温めています。
いきなり1分にしてしまうと、熱さを感じてしまうほどになりますので、こまめに設定した方がいいですよ。
※電子レンジの自動温め機能を使用すると、温め過ぎや突沸を起こすためおすすめしません。
もしくは、鍋などにお湯を沸かし、その中に野菜ジュースを入れた容器を入れて加熱する湯煎による温め方もあります。
鍋で沸かすお湯の熱を間接的に利用するため、突沸を避けられますが、時間がかかります。
時間に余裕があれば、湯煎での温めでもいいですが、電子レンジの方が簡単ですね!
おわりに
今回は野菜ジュースを温めていいのかや栄養分の変化についてご紹介しました。
我が家は近頃1000mlパックの野菜ジュースを買うようになり、冬には電子レンジで温めています。
冷たい時より味がしっかりしておいしく感じられますよ。
ぜひお試しくださいね。
では最後までお読みいただきありがとうございました。