「年賀状やあいさつでどんなことを書いていいのか悩む」
「辰年にちなんだ良い挨拶はないかな」
このように、年末年始に悩む人も多いですよね。
そこで今回は、2024年の干支、十二支の「辰年(たつどし)」にあたり、年賀状に使える干支にちなんだ挨拶文や言葉をいくつか紹介します。
辰年にちなんだ言葉・ことわざ・四字熟語
では、辰年にちなんだ言葉やことわざや四字熟語をご見ていきましょう。
[辰年の辰にちなんだ四字熟語]
★吉辰良日(きっしんりょうじつ)
とても縁起がいい日のことです。
★飛竜乗雲(ひりゅうじょううん)
竜が雲に乗って颯爽と昇っていくこと。また、転じて、英雄や賢者が機会に恵まれて能力を発揮し活躍することです。
★画竜点睛(がりょうてんせい)
物事を完成させる上での肝心な部分を表します。
★嘉辰令月(かしんれいげつ)
美しくおめでたいよき月日。喜び事の日のことです。
★人中之龍(じんちゅうのりゅう)
世の中には多くの人がいるが、人より抜きんでている才能が有る人は少ないものという意味です。
★辰心功成
辰のように勢いだった心はきっと成功を収めるという意味。
★竜飛鳳舞
龍が天を飛び、鳳凰が空を舞うように、壮大である様。
[辰年の辰にちなんだことわざ]
★雲は龍に従い、風は虎に従う
龍は雲、虎は風を従わせることによって強くなった。似たものや愛称がいいものと一緒になると上手くいくという意味。
★龍翔けば雲を呼ぶ
優れた人物や力強い存在が登場すると、その影響が大きな変化をもたらる様子を表現しています。
辰年は龍の年であり、龍は力強く舞い、変化や進展をもたらす象徴とされています。
このことわざは、力強い行動や存在が周囲に大きな影響を与え、新しい展開や希望が生まれることを期待するメッセージを込めています。
★辰巳下がり
言動が上品で穏やかな様子。
★竜は一寸にして昇天の気あり
竜(辰)は小さいときからすぐれたところが見られること。
★竜馬のつまずき、龍の駒にもつまずき
立派な馬と言われていても時にはつまずくこともある。最強と言われる将棋の龍が取られてしまうこともあるようにどんな立派な達人でも失敗は有るものだ。
★偉人はいつも心に辰あり
偉い人や、成功している人はいつも心に龍のごとく勢いのある向上心を持っているという意味。
★竜の雲を得る如し
龍が雲を得て天に昇っていくように、英雄・豪傑が機を得て活躍する様子。
また、新年の挨拶となる年賀状では、ネガティブな言葉やことわざを避け、ポジティブな要素が感じられる表現を利用しましょう。
辰年にちなんだ挨拶文の一言例文・ダジャレ
年賀状に使う挨拶文には奇をてらう必要はなく、定型文を利用するのが無難です。
が、マンネリとなりやすい年賀状での定型文での挨拶文を、相手との関係性を考えつつ、少しクダけた挨拶文にすることもできますよ。
「ハッピーリューイヤー!」
「悪い運を断つ(辰)1年にしましょう。」
「月日が経つ(辰)のはあっという間ですね。」
「竜(辰)巻のように強くあれ!」
「時がタツのが早いですね。」
「~のトップにタツ!!」
「辰年は龍の年。だからこそ、逆鱗(げきりん)に触れないよう、良い人間関係を築こう!」
「今年こそトップにたつぞ!」
「こたつに入ってのんびり新年を迎えてね!」
「りゅうりゅうと(ゆうゆうと)乗り越える一年にしたい」
「時がタツのは早い」
「目標をタツ成できる一年にするぞ!」
「リュウガ(優雅)に頑張りたいハッピーリューイヤー」
「初夢はチキンタツタを食べる夢でした」
「辰年だから、今年は筋が立つ年」
「ドラゴーンと行ってみよう!」
「流(竜)行に乗っていきましょう」
「いつまでもお辰者で!」
「健康辰人になろう」
「今年も成績が龍が天に昇るかのように上がることを祈っています。」
ただ、辰年にちなんだ言葉(ダジャレ)を使う際には、いずれの挨拶文の一言も、会社、家族、知人、友人など相手の関係性を考えて使うことには注意してくださいね。
辰年にちなんだ抱負の一言文例
辰年にちなんだ挨拶となるように、ことわざなどを活用した表現が使えるとセンスの良さが感じられますよ。
・「今年もこのチームで目標達(辰)成に向けて頑張っていきましょう。さて、今年は辰年ですね!皆さんは昇り龍を知っていますか?空を昇る龍の姿は、昔から縁起のいいものとされていたそうです。私たちも昇り龍のように、業績をどんどんあげていきましょう!」
・「昨年はお世話になりました。一昨年はコロナ禍、昨年は円安と大変なことがつづく年でしたが、日本のみんなが元気になれるよう、今年は、日本の経済が天に昇る龍のように上昇していく勢いのある年になりますように!!」
・「新たなる辰年、龍の如く躍動の年となりますように。夢翔け、困難乗り越え、成果あふれる一年でありますように。達成の瞬間を喜び、笑顔に包まれる365日となりますよう、皆さまに幸多き一年でありますようお祈り申し上げます。どうぞ素晴らしい新年をお迎えください。」
・「今年は架空の生き物であるおめでたい辰年ですね。そこで辰年にちなんで今年はたくさんの抱負を掲げたいと思います。まずは今年こそ煙草を断つ!メタボ体型を断つ!独身を断つ!今年こそは自分を見直して結婚に向かって立ち上がります。」
・「時がタツのは早いもので、新たな年が始まりました。昨年はぴょんとジャンプして頑張りましたが、今年は地に足をつけて自分の足でタツことを心がけ、目標をタツ成できる一年にしたいと思います。大変なこともあるでしょうが、みんなで力を合わせてりゅうりゅうと乗り越えていきましょう。」
・「子育てとは体力がいりますね。走り回る子どもを追いかけるだけで、息が切れています。去年タッた子に負けていては、親のタツ瀬がありませんから、今年は体力づくりにランニングを始めようと思っています。タッタッタッと走れるように頑張ります!」
・「昨年はいかがでしたか。今年は辰年だそうで十二支の中でも一段と威勢があり、良い年になりそうですね。「登竜門」と言う言葉がありますが、皆さまも困っていることや悩んでいることを龍のように突破して健康に気を付け元気に一年を過ごしましょう。」
・「昨年はたったったっ(辰辰辰)とまるで龍のように時間が勢いよく駆け抜けていきましたね。今年もその勢いに乗って共に目標をタツ成していきましょう。お互い夢を叶えるための欠片(ドラゴンボール)をたくさん見つけられるといいね。」
・「今年は辰年です。辰のように力強く昇っていける年になるように、精一杯頑張りたいと思いますので、宜しくお願い致します。」
・「今年も色んなことがあると思いますが、共に手を取り合って、タッタッタッ〜(辰辰辰)と駆け抜けていきましょう!」
・「龍は出世の代名詞、小さな努力は大きな努力となり、人に認められるように仕事に励み、また、龍にあやかるように頑張ります。」
・「昨年は本当に色んなことがあり、大変お世話になりました。あれは今年のための登竜門だったと笑い合える一年になるように邁進していきます。」
・「我々も竜のように勇ましさや力強さを持ちながら、これからの一年も乗りきりたいものですね。」
・「うさぎ(2023)は龍(2024)に追いかけられ、龍は蛇(2025)に追いかけられています。」
・「龍のごとく、力強く長いお付き合いができたらと思いますので、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
〇〇先生にご教授いただき、成長することができました。今年はその教えをいかして、龍のようによりエネルギッシュに励むことはできればと思います。」
などの文例が考えられます。
こちらも、相手との関係性を考えつつ活用してくださいね。
おわりに
今回は、抱負や一言挨拶に使える辰年(干支)にちなんだ言葉やダジャレをご紹介しました。
ぜひ参考にしたり、アレンジして年賀状や挨拶にご活用、トライしてください。
では、よいお年をお迎えください。
最後までお読みいただきありがとうございました。