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缶詰は冷蔵庫保存していいの?未開封と開封後の保存方法と腐っているサインを紹介

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缶詰は、普段の食事にもう一品欲しい時に便利ですよねー!

近頃は台風や地震などの自然災害時の非常食としても、多くの家庭に常備されていると思います。

我が家も焼き鳥、さば、フルーツなどいっぱいです。

そんな缶詰めの保管場所に、冷蔵庫に保存している人も多いのではないでしょうか?

でもそれって正しいの?正しい保存方法が知りたい!

ということで今回は、缶詰を冷蔵庫保存や正しい保存方法、そして、実際に開いてびっくりしないための腐っているサインをご紹介します。

缶詰は冷蔵保存していいの?

結論から言いますと、缶詰を冷蔵保存するのはオススメできません。

 

缶詰は、水分の多い食品を金属缶に密封して、微生物による腐敗や変質を防ぐために加熱殺菌して、常温での長期保存できるようにしてあります。

ですので、どんな缶詰であれ、高温多湿の場所に長期間保存すると、缶の中身の温度変化の幅が大きくなるため、缶の中の食品の品質は劣化します。

 

とはいえ、未開封の缶詰は、常温での保存を可能としていますので、野菜や魚、肉類の缶詰を冷蔵するのは、あまり意味がありません。

だから、何らかの理由があって絶対ダメというわけではなく、常温保存でもOKなので、あえて冷蔵庫に入れる必要はないですよ、ということです。

果実缶などは冷たい方がおいしいですもんね!

「冷やした缶詰めを食べたい」「冷やしておいた方が料理に都合がいい」などの目的がある場合には、食べる前に冷蔵庫に入れてくださいね。

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缶詰の未開封の時の保存方法

缶詰の未開封の時には、室内の温度変化や湿気が少ない場所に、常温で保存します。

 

密閉した缶詰の中に入れられた食品は、多くの水分も封入されているため、

・直射日光が当たる場所
・暖房器具の側などで高温になりやすい場所

での長期保存は、缶の中の食品の劣化を引き起こします。

 

また、湿度の高い場所での保存は、缶に錆が発生することが予想されるので避けた方が無難です。

具体的には台所の中では、

・コンロの下
・暖房機器の近く
・窓際の直射日光が当たる場所
・水回りに近い場所

は、缶詰の保存場所には適していません。

我が家では、キッチン台の向かいにおいている食器棚の引き出しに入れるようにしています。

水回りやコンロなどから離れていて、温度の変化は少ないですよ。

缶詰の開封後の保存方法

缶詰の開封後に中の食品の一部が残った場合、中の食品を蓋付の密閉容器に移して、冷蔵庫に入れて保存します。

 

でも冷蔵庫に入れたからと言って安心せず、できるだけ早めに使い切るようにし、遅くとも2〜3日の間には使い切るようにしてくださいね。

 

特に果物の缶詰では、鉄にスズメッキを施した鉄製のブリキ缶か、アルミ製の缶が使われ、缶の中に入れる中身によって、缶の内側のコーティングが違います。

 

缶の内側が塗装されていないブリキ缶では、開けた缶に残った中身をそのままで置いておくと、空気に触れて缶の内側にメッキされたスズが溶けやすくなります。

食品にスズが溶け出す危険性を避けるためにも、残った中身は別の容器に移して冷蔵庫で保存したほうがいいですね。

 

また、家庭でよく使われるツナ缶などの魚介類や野菜の缶詰は、缶詰の内側が塗装されている缶が使われている場合が多いため、そのまま冷蔵庫で保存しても、さほど問題はありません。

とはいえ、缶の内側の状態が確認できないのであれば、別の密閉できる容器に移してから冷蔵庫に入れる方が無難です。

 

別容器に移さなかったからどうなるというわけではありませんが、我が家ではちょっと手間はかかりますが、気持ち的に安心して食べるためには別容器に移していますよ。

子供たちも缶のまま保存しておいたのはあまり好きじゃないようで食べないんですよね…




缶詰を保存する時の注意点や腐っているサインの見極めポイント

缶詰の中身が腐っているかもしれないサインは、次のような缶の外見で確認できます。

・缶の一部、あるいは全体が錆びている。

・缶の蓋が膨らんでいる。

・缶の蓋を押すとペコペコする。

これらは、次のようなことが原因で起こることがあります。

 

・直射日光が当たる場所で保存されていた場合

缶詰の中の温度が上昇し、中身が膨張し、蓋が膨らんだり、蓋を押すとペコペコする状況が起き、中身が腐っているかもしれません。

 

・湿度の高い場所で保管されていた場合

結露が発生するなどして、缶が錆びてしまい、缶に穴が開くと菌が侵入し腐ってしまいます。

 

缶の外見や状態を観察して、異常があれば、基本的には食べずに廃棄するのがオススメです。

 

勿体無いからと缶を開けた場合にも、「見た目や匂いなど」中身の状態を確認してから、あくまで自己責任で食べるか、食べないか、判断してくださいね。

どうしても食べようとする場合には、できるだけ加熱することをおすすめします。

 

また、賞味期限切れや消費期限切れとなったものでも、安易に大丈夫と決めつけないことが大切です。

 

ほとんどの缶詰は、「製造日より2〜3年」といった美味しく食べられる賞味期限と、安全に食べられる期限の消費期限が定められていて、それぞれの缶に表示されています。

(賞味期限や消費期限については、農林水産省の基準に従って各製造メーカーが定めています。)

 

保存食としてのイメージが強い缶詰ですが、適切な場所で保存されていないと、賞味期限内であっても腐る可能性があります。

また、消費期限が切れている缶詰は、迷うことなく廃棄しましょうね。




おわりに

今回は缶詰めの冷蔵庫保存や保存方法についてご紹介しました。

缶詰めは冷蔵庫保存でもいいですが、冷蔵庫保存しておいたからと言って賞味期限や消費期限が切れていても食べられると言わけではありません。

正しく保存しおいしく食べてくださいね。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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