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ごま油が酸化した時の見分け方!酸化したらどうするの?賞味期限や保存方法

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ごま油を棚の奥にしまっていて、いつの間にか変色していることありますよね。

腐ることはない食用油の中でも、酸化しにくいと言われるごま油ですが、酸化することはあります。

でもいったい、ごま油がどんな状態になっていると酸化しているのか分からない方も多いものです。

そこで今回は、ごま油が酸化した時の見分け方、酸化したごま油の取り扱い方などについて紹介します。

ごま油が酸化した時の見分け方

ごま油の酸化が進行しているかどうかを見分けるには、次のような点を観察します。

・色が変わっていないか?

・風味がなくなっていないか?

・味が明らかに変わっていないか?

・臭いがきつく、ひどくなり、油臭くなっていないか?

といった点に注意して、複数あてはまるようであれば、酸化が進んで劣化していると考えられます。

 

こちらは賞味期限が5年前のごま油です。

色が黒くなって、黒い塊が底に沈んでいます。

 

ごま油をはじめとした食用油は腐ることはありませんが、空気や光や熱などで、酸化や劣化が進行すると、美味しくない状態になります。

そして、酸化の進み方がひどい状態の物を体に入れるのは良くありません。

ごま油の酸化し始めていると感じたら、天ぷらなどの揚げ物などに使って、出来るだけ早めに使い切ってしまいましょう。

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ごま油が酸化したらどうするの

ごま油は、封を切る前の澄んだ油の状態から色が変色し、栓を開けると油臭くなっていたり、少し舐めてみると明らかに味が変わっている場合には、酸化しているサインです。

その状態がひどい場合には使わない方が無難です。

 

ごま油を台所の棚などに置きっぱなした後、酸化がそれほど進んでいなければ、揚げ物に利用して使ってしまうのもオススメです。

先ほどの5年前に賞味期限が切れたごま油も、少量だけ炒め物につかいました。(黒い塊を取り除けば、使えそうな感じがしました。)

 

ただ、揚げ物に使用して低い温度で煙が出たり、油を冷ました時に粘りが出たり、泡が消え難かったり、油の色が濃く、褐色となり、不快なニオイを感じるといった状態がある場合には、使わない方が身体のためには良いと思います。

 

ごま油の主成分であるリノール酸やオレイン酸には、抗酸化作用や悪玉コレステロールを減らす働きが期待できます。

その一方で、酸化が進んだごま油は、体内の細胞に悪影響を与えるとも言われています。

ですので、ごま油を健康的に美味しく食べるには、適切な保存をしながら、出来るだけ早めに使い切ってしまった方がいいですね。

ごま油の賞味期限

ごま油の賞味期限は、農水省の説明によれば、

・缶製品であれば2.5年

・瓶製品であれば2.0年

・ポリやペットボトル製品であれば1.5年

とされています。

 

スーパーなどで普段購入するごま油は瓶に入っていることが多いので、2年ということになりますね。

 

一般的に食品には、「賞味期限」や「消費期限」といった表示によって、安全性の期限が表示されています。

「賞味期限」は、美味しく食べることができる期限と言い換えられます。

「消費期限」は、この期限を超えると美味しく食べられないというだけでなく、腐敗や品質の劣化による安全性にも問題が生じると考えられる期限です。

 

食用のごま油の場合は、他の食用油よりも酸化しにくく、適切な保存方法がなされていれば、「賞味期限」を多少超えたからといって使用できなくなるわけではありません。

とはいえ、美味しく食べられる「賞味期限」を過ぎたごま油は、時間の経過と共に風味が落ち、酸化も少しずつ進みます。

 

一方「消費期限」が過ぎたごま油には、過酸化脂質と呼ばれる物質が発生し、体内の細胞に悪影響を与えます。

購入したら必ず「消費期限」や「賞味期限」を確かめておきましょう。

 

ごま油も、一度入っている容器の栓を開ければ、劣化の進行も進むと考えられるため、「賞味期限」に限らずできるだけ早めに使い切るようにします。

「消費期限」が過ぎたごま油は、状態をよく確認して使い切るか、捨てるか判断しましょう。

我が家も賞味期限がすぎたごま油は、状態を見て、大丈夫そうだったら揚げ物にいれて大量消費します。

ごま油の正しい保存方法

ごま油の保存方法は、空気に触れないようにし、高温となる場所を避け、直射日光が当たる場所を避けるといった点に注意が必要です。

 

具体的なポイントは、次のようなことになります。

・戸棚などの暗く、湿気や熱がこもらない場所に置く

・冷蔵庫に入れず、20度程度の常温で保存する

・ガスコンロの側など、温度が高くなる場所は避ける

・開封後の容器は、しっかりと蓋を閉めておく

・天ぷらや揚げ物に使用した後は、すぐに揚げカスをとり、密閉できる容器に移して置く(または、捨てる)

 

油類のごま油は、カビや菌類が活動できないため腐ることはないものの、空気や熱、光といったものによって、時間の経過と共に風味が落ちたり、油臭くなったりといった「酸化」が進みます。

定期的に棚を整理し、酸化する前に使い切りたいものですね。




おわりに

今回は、ごま油の酸化を見分ける方法や酸化した場合の使用についてご紹介しました。

酸化する前に使いきるのが一番ですが、もし酸化していたとしても状態を見て使うか使わないか判断してくださいね。

では、ごま油の風味でおいしいお料理ができますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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