茹で鶏はサラダやチキンソテーなどに使えて重宝しますよね。
我が家でも安い時に買って、すぐ使わないときには茹でています。
でも、どうやって保存するのか悩む方も多いと思います。
そこで、茹で鶏を美味しく保つ保存方法と保存期間、そしてゆで汁の使い道や保存期間をご紹介します。
茹で鶏の保存方法と保存期間
茹で鶏の保存法には「常温」「冷蔵」「冷凍」の3つの方法があります。
常温での保存法
常温でも保存できます。
しかし、常温での保存は雑菌の温床になり雑菌が付きやすいです。
もしする場合でも、くれぐれもそのまま放置は厳禁で、冬であれば同日中、夏であればゆで上げて6時間以内には使い切ってしまうことをおすすめします。
冷蔵庫での保存法
ラップで密着して包んでからタッパーなどに入れて保存します。
鶏肉は、牛や豚と違って水分の含有量が多いため、傷みやすいです。
そのため、冷蔵庫での保存で、風味が保てるのは2日間以内とされ、それ以上保存したい場合は冷凍保存が勧められています。
保存期間は、1週間程度になります。
ですが、頻繁に夏場や冷蔵庫を開け閉めしたりする家庭では、1週間を待たずに早めに使い切ってくださいね。
冷凍庫での保存法
冷蔵よりもっと長く保存したい場合は、冷凍保存にします。
保存期間としては3~4週間程度が目安です。
冷凍保存する時は、 ゆで鶏だけではなく煮汁も一緒に入れて保存袋に入れるとパサつきが軽減しますよ。
ゆで汁も一緒に入れる場合には、しっかりと空気を抜いて密封してから冷凍庫へ入れてください。
解凍方法
・過熱して解凍する
丸ごと使ったりサラダなどのために割いたりする場合には、冷凍した茹で鶏を、凍ったままの状態で沸騰した湯の中にいれて火を通し解凍します。
料理に使う場合には、半解凍で好みの大きさに切り分け調理しながら解凍します。
・冷蔵庫に入れて解凍する
茹で鶏を使う数時間前から冷蔵庫に入れておきます。
午前中に使うならば前日の夜から、夕方に使うなら午前中のうちに冷蔵庫に移しておくといいですね。
ラップに包んだままの茹で鶏を解凍する時には、汁が出ることもありますのでお皿やトレーの上において冷蔵庫に入れると、汁が冷蔵庫に広がらないのでおすすめです。
冷蔵庫で解凍すると、食品全体を低温に保ちますから、食品にダメージが少なく解凍できますよ。
・電子レンジで解凍する
電子レンジで解凍する場合には、ラップをした状態で耐熱容器の上で解凍します。
おまかせではなく、500~600wで1分刻みにして様子を見ながら解凍します。
おまかせだと、加熱しすぎて身が固くなってしまいますのでご注意くださいね。
茹で鶏の汁はどうする?
茹で鶏の汁は様々な料理に使えます。
例を挙げると
・チキンスープ
・うどん
・おかゆ(雑炊)
などがあります。
・チキンスープ
チキンスープといっても色々ありますが、我が家ではわかめと卵ともやしを入れて、最後にごま油を少し垂らすのが定番です。
ゆで汁に少し塩をいれると、味がととのいますよ。
・うどん
茹で鶏を作ったゆで汁に、酒とだしで味をたします。
茹で鶏をスライスして乗せると、ボリューム満点のうどんが出来上がります。
・おかゆ(雑炊)
鳥鍋の後にご飯を入れることありませんか?
それと同じ感じでゆで汁の中にご飯を入れて沸騰させます。
味は酒やだし、または中華スープのもとなどで整えてください。
茹で鶏の汁で料理を作ると、同じ料理でも味にコクや深みが出て最高に美味しい料理が出来やすいですよ。
油が気になる場合には、汁を減らし水を加えて調節してくださいね。
茹で鶏の汁の保存方法と保存期間
茹で鶏の汁をすぐに使わない場合は、冷蔵保存または冷凍保存がおすすめです。
常温ならばすぐに使い切ってしまいましょう。
・冷蔵保存
容器にラップをして3日以内には使い切ります。
・冷凍保存
ジップロップなどの密閉袋や蓋つきのタッパーに入れて冷凍庫に入れます。
保存期間は1週間をめどに使いきってください。
タッパーの場合には深さがあるものを利用した方が、少し傾いた時に安心ですね。
おわりに
今回は茹で鶏とゆで汁の保存方法と保存期間、そして汁の使い道をご紹介しました。
ぱさぱさしがちな茹で鶏ですが、正しく保存して風味が落ちないうちに使い切るのがおすすめです。
茹で鶏とゆで汁のお料理をお楽しみくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。