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ゆり根を美味しく保つ保存の方法と保存期間は?食べる判断や腐ったサインを紹介

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こんにちは、ノリです。

ゆり根って見た目と違ってジャガイモのようにホクホクして美味しいですよね。

でも、普段はあまり使わない食材なので、ゆり根の上手な保存の仕方がわからない方も多いものです。

そこで今回は、ゆり根をできるだけ美味しく保つ保存方法と保存できる期間、そして、食べられる判断や腐ったサインの見分け方などをご紹介します。

まとめて買ったゆり根を、美味しく食べる参考にしていただけたら嬉しいです。

ゆり根の保存方法と保存期間

ゆり根の保存方法は、多くの食材と同じように、

・常温
・冷蔵庫
・冷凍

があります。

 

ここから一つずつそれぞれの方法をご紹介しますね。

・常温での保存の仕方

バラさずに丸いまま保存する場合は、

①買った時に入っていたおがくずと一緒にキッチンペーパーや新聞紙にゆり根を包みます。

②包んだゆり根をビニール袋に入れて空気を抜くように密封します。

③段ボールなどに入れて、風通しの良い冷暗所で保存します。

常温での保存期間

丸のまま、おがくずの中に入れて保存すると1ヶ月程度はもち、最大では3ヶ月は保存可能と言われています。

しかし、暖房が効き過ぎていたり、直射日光が当たったりするなど保存環境にもよりますので、早めに食べてしまいましょう。

おがくずに入っていないゆり根や、鱗片をはがした場合は、常温では傷みやすいので、冷蔵庫か冷凍庫での保存をおすすめします。

 

・冷蔵庫での保存の仕方

丸いままでなく剥いてしまったゆり根は、新聞紙などに包んで袋に入れてから冷蔵庫に入れます。

ゆり根は水気に弱いという性質がありますから、新聞紙を濡らさず、乾燥したまま包みましょう。

冷蔵庫での保存期間

冷蔵庫でゆり根を保存した時の保存期間は保存状態によって違ってきて、以下の通りとなっています。

・剥いて水洗いしたゆり根:あまり日持ちがしない

・丸のまま新聞紙などで包んだ状態のゆり根:冷蔵庫で1週間程度

・おがくずも一緒に包んでラップしたゆり根:2~3ヶ月

 

・冷凍庫での保存の仕方

鱗片を一枚ずつ剥いでばらしてあるゆり根は、さっと塩茹でするか、あるいは蒸した後ラップに包んで冷凍します。

茹でるときは、やや固めに茹でます。

ゆり根を冷凍庫で保存しても栄養価が落ちたりすることはないようですが、しかし少しずつ新鮮さがなくなったり味も落ちますから、美味しく食べるには早めに食べた方がいいですよ。

冷凍での保存期間

ゆり根の冷凍保存は、きちんと下処理がしてあれば最大1ヶ月はもちます。

ただ、ゆり根は冷凍しておく期間があまり長すぎると、解凍した時にゆり根の水分が溶けてスカスカした食感になってしまいますから、早めに食べてく
ださいね。

冷凍保存する時の下処理の方法

ちなみに、冷凍保存をするときのきちんとした下処理とは、どのような処理なのかご紹介します。

1.最初に鱗片をばらしてから、おがくずを水できれいに洗い流します。

2.部分的に茶色くなっていたらその部分は切り取って、真っ白でキレイな部分だけを残します。

3.きれい洗ったゆり根を、塩を入れた熱湯に30秒ほど入れてさっと茹でます。

4.ゆり根は火が通りやすいため、茹ですぎると食感が失われますから、解凍後調理するときのことを考えて硬めに茹でてください。

5.茹でたゆり根は冷水で冷やすと風味がなくなりますから、ザルにあげたままの状態で冷まします。

6.水分をしっかり切ったら、小分けにしてラップに包んでジップロックなどの密封できる袋に入れて冷凍します。

7.調理するときは凍ったままか、半解凍の状態で調理します。

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ゆり根が腐っているサインや食べない方がいい状態

新鮮なゆり根の見た目は、全体に色白でぽっちゃりしていて、感触はハリがあって硬く締まっています。

ゆり根が腐っているサインとは次のような状態です。

・根が伸びてくる
・芽が生えてくる
・緑色に変化
・口の部分が穴が開く
・カビが生える

一つでも当てはまる場合は、腐りかけている、または腐っていると思った方が良いですね。

 

更に劣化が進むと、ユリ根の口の箇所が穴が開いたようになってきます。

この状態になるとユリ根の中心部の水分がなくなっており、繊維の隙間が見えます。

この状態になってしまったら、鱗片は食べないでください。

 

ゆり根を販売している業者さんに聞いてみると、例え2年もの長い間保存していたゆり根でも、保存状態が良ければ例え味が落ちていても食べられるそうですから驚きますね。

でも、一般の家庭では業者さんのように上手に保存するのが難しいので、早めに食べきってしまうことをおすすめします。

ゆり根を食べない方がいい状態とは?

ユリ根は、口の部分が開いて来たら食べないほうが良いです。

絶対に食べてはいけないユリ根とは、次にあげるような状態になっているゆり根です。

・表面が部分的に溶けだしている
・変なにおいがする
・表面に白いふわっとした何かがついている
・根の部分を切り落としたとき、切断した面がねばついている

上記にあげた1つでも当てはまっていたら、腐っていたり、カビている可能性が高いので食べずに廃棄してください。

 

特に“表面に白いふわっとしたなにか”がつているものは、白カビの可能性が非常に高く、内部まで侵食していることが多いです。

このような状態になったゆり根は絶対に食べないようにと、ゆり根の販売業者さんも言っていましたよ。




おわりに

今回はゆり根を美味しく保つ保存方法についてご紹介しました。

私の場合は高価なので食べるのがもったいないと思ってしまいますが、保存の仕方や下処理などを考えるとサッと食べきったほうがよさそうですね。

今年も美味しくゆり根を頂きたいと思います。

では、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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