こんにちは、ノリです。
新年早々頭を悩ますのが、新年の挨拶のスピーチではないでしょうか?
入社式、新年の挨拶、社内のさまざまな行事で挨拶のスピーチに慣れている社長といえども、社員に向けてどんな話をするか、悩む方も多いと思います。
そこで、今回は社長が社員に向けて行う、2026年(令和8年)の新年の挨拶のスピーチの例文をご紹介します。
ご紹介する例文を参考に、ご自身の言葉や状況に置き換えて、スピーチしてみてください。
社長の新年の挨拶のスピーチ2026例文
最初の新年となる2026年の初頭に、社長が社員に向けて行う新年の挨拶のスピーチの例文を、
- 柔らかめのトーン
- 経営的視点を含め士気を高めるトーン
の2パターンご紹介します。
柔らかめのトーン
新年あけましておめでとうございます。
2026年、午年の幕開けとともに、また皆さんと新しい一年を迎えられることを心から嬉しく思います。
馬は繊細で優しい一方、力強く一歩を踏み出す勇気を持つ動物です。
私たちもその姿にならい、無理のないペースを大切にしつつ、しっかりと前へ進む一年にしていきたいと考えています。
日々の仕事の中で、小さな工夫や気づきが未来をつくります。
今年もチームの力を信じ、支え合いながら、穏やかで温かい雰囲気の中にも確かな成長を感じられる一年にしていきましょう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新春のお喜びを申し上げます。
今年は午年。
馬は仲間との信頼を何より大切にする生き物と言われています。
私たちもまた、一人ひとりが安心して挑戦できる環境をつくることを大切にしたいと思っています。
忙しい日々の中でも、ふと肩の力が抜ける瞬間や、誰かに助けられて前に進める瞬間があるはずです。
そんな温かい循環を社内に広げ、自然と「また頑張ろう」と思える職場を一緒に育てていきましょう。
今年も皆さんの歩みに寄り添いながら、確かな前進を積み重ねていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
新年あけましておめでとうございます。
午年の2026年を皆さんと迎えられることに、心より感謝しています。
馬は周囲との調和を大切にしながら、自分のペースで確かな歩みを進める動物です。
私たちも、その穏やかな強さにならい、無理をしすぎず、けれど確実に成長できる一年にしていきたいと考えています。
忙しい中にも、ほっと息をつける瞬間や、同僚との何気ないやり取りが力になる場面があるはずです。
今年もお互いを思いやりながら、チームとしての温かいつながりを育て、自然と前を向ける職場づくりを進めていきましょう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新春を迎え、心よりお慶び申し上げます。
午年は「勢いよく前進する年」とも言われますが、そのスピードは人それぞれで構いません。
大切なのは、自分らしいペースで一歩を踏み出すことだと思います。
職場には、悩む日もあれば、嬉しい日もある。
その積み重ねが私たちの強さとなり、未来を形づくっていきます。
今年は、変化を怖れず、むしろ楽しむ気持ちを持ちながら、仲間と共に心地よく前に進める一年にしていきましょう。
皆さんの挑戦を、私はいつも応援しています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
午年である2026年は、力強さと前向きさが象徴される年と言われます。
ですが、必ずしも大きく走り出す必要はありません。
馬の歩みのように、確かな一歩を丁寧に進めることも立派な前進です。
皆さんが日々取り組んでいる小さな努力は、必ず未来の大きな成果へとつながっていきます。
今年はその“積み重ね”を大切にし、互いの頑張りを認め合いながら心豊かな職場をつくっていきたいと考えています。
2026年が皆さんにとって穏やかで、希望の光を感じられる一年となりますよう、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
午年は活力や前向きさを象徴する年ですが、その土台にあるのは、日々の小さな“ありがとう”だと感じています。
誰かに助けられ、誰かを支え、そんな気持ちのやり取りが積み重なることで、仕事はもっと豊かになります。
今年は、感謝が自然に伝わる温かいチームづくりを大切にしたいと思います。
それぞれの力を尊重しつつ、一緒に笑い、一緒に悩み、一緒に成長していきましょう。
皆さんにとって2026年が穏やかで実り多い一年となることを心より願っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
経営的視点を含め士気を高めるトーン
こちらでは、やわらかい言葉を用いながら、経営トップとしての方向性や戦略性が感じられる内容の例文をご紹介します。
新年あけましておめでとうございます。
午年の2026年を迎え、私たちはいよいよ“持続的成長”を本格的に形にしていく段階に入ります。
今年は、私たちの強みをより磨き、価値を確実にお客様へ届けるための“集中すべき領域”を明確にしていきたいと考えています。
市場は目まぐるしく変化し、求められるスピードもかつてないほど高まっています。
しかし、どんな変化の中でも成果を生み出せるのは、一人ひとりが責任感と前向きな姿勢を持ち、一歩を踏み出し続けられる組織です。
午年の象徴である力強い前進力を胸に、今年も共に挑戦し、価値を積み上げていきましょう。
本年もよろしくお願いいたします。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2026年、午年は勢いと挑戦を象徴する年です。
私たちの事業を取り巻く環境は、これまで以上に速いスピードで変化を続けています。
しかし、その変化こそが新たなチャンスの源泉です。
今年は、現状維持ではなく“変革を自ら生み出す側”に立つ一年にしたいと考えています。
業務の質、スピード、そして創造性を高め、次の成長軌道へと確実に進んでいく。
そのためには、一人ひとりが小さな改善に取り組む姿勢が欠かせません。
皆さんの知恵と経験を惜しみなく発揮していただき、チーム全体で進化していきましょう。
共に力強く歩む一年にしたいと思います。
新春を迎え、心よりお祝い申し上げます。
午年の今年、私たちは“組織の総合力”を一段と高めることをテーマに掲げたいと思います。
個々の力はもちろん大切ですが、それを結びつける連携、共有、助け合いが成果を最大化します。
今年は、目的を揃え、互いに情報をオープンにし、スピーディーに判断できる体制づくりを進めていきます。
変化の続く環境の中でも、勝ち続ける企業であるために、私たちは柔軟性と実行力を併せ持つ組織をめざします。
一人ひとりの努力が会社の未来をつくります。
皆さんとともに、力強く成長を遂げる一年にいたしましょう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年の挨拶のスピーチで盛り込むことは?
社長が新年の挨拶のスピーチで盛り込むことは、次のような項目が挙げられます。
1. 新年を祝う言葉
2. 会社や取引業者、関係者が置かれている社会環境や状況など
3. 今年一年の目標や抱負など
4. 励ましや激励の言葉、感謝を伝える言葉など
1. 新年を祝う言葉
新年を祝う言葉やスピーチの締めにあたる言葉には定型文もありますので、それらを利用しても大丈夫です。
2. 会社や取引業者、関係者が置かれている社会環境や状況など
会社の置かれている状況や目標などについては、自分の言葉に置き換えてスピーチしてください。
また、タイムリーな話題を取り入れ、新年にふさわしいネタを話題に取り入れると、社員さんにとってもより聞きやすくなりますね。
3. 今年一年の目標や抱負など
今年一年を具体的にどうしていきたいのか、社長としての意気込みを伝える機会です。
会社、そして社員さん全体の進むべき方向を示していきましょう。
4. 励ましや激励の言葉、感謝を伝える言葉など
日頃はなかなか言えない感謝の言葉や励ましの言葉を社員さん全員に向けて発するチャンスです。
ねぎらったり激励することで、今年一年の士気の向上にもつながります。
スピーチを行う際の注意点やポイント
どんなに立派な言葉を準備していても、当日ぐだぐだだと社員さんにも不安がよぎるものです。
そこで、新年の挨拶をする時に気を付けることやポイントをご紹介します。
①テンポよく話す。
スピーチを聞いている人が退屈にならないように、抑揚をつけて話すようにします。
また、「えー」「えーっと」などの言葉は聞き苦しくもあり、自信のなさが感じられますので、できるだけ言わないようにしてください。
②カンニングペーパーなどを見ることなく、できるだけ自分の言葉で話す。
ぜったい見てはいけないということはありませんが、事前にどういう内容で話すのかは確認しておきましょう。
必要であれば、会社の所在地に合わせた方言などを取り入れると、社員さんとの距離感が近くなりますよ。
また、干支に関連した話を取り入れ、ダジャレなどを交えるなども、堅苦しさをほぐすことができます。
こちらの記事では、午年のダジャレや一言抱負を紹介しています!年賀状や新年の挨拶につかえますのでぜひご覧ください。↓

聞き取りやすく、聞く側の興味関心を惹きつけるスピーチで、社員の士気が上がる新年のスタートにしましょう。
頑張ってくださいね!
