栄転する上司や部下への寄せ書きを書いて贈るのはよくあることですね。
しかし、いざ書こうとするとどのように書いたら喜ばれるのかとか、励ましのメッセージはどんな言葉がいいのかなど悩む方も多いものです。
そこで、栄転の寄せ書きのメッセージの例文を上司と部下に分けてご紹介します。
受け取った人に喜ばれるような寄せ書きを書いてみてくださいね。
栄転の寄せ書きのメッセージのポイント
栄転の寄せ書きのメッセージを書くポイントには次の３つのようなことがあります。
①これまでの感謝を伝える
同じ社員としてこれまで会社に尽くしてきたのですから、まずは感謝の意を伝えることが大事です。
「ありがとうございました」とか「お世話になりました」などの言葉を必ず添えましょう。
②今後の活躍を応援する
今までの会社から去って、心機一転新しい場所での仕事や人間関係は、それなりに不安が付きまとうものです。
「頑張ってください」や「ご活躍をお祈りしております」などの言葉を添え、ご活躍の応援をしましょう。
③NGワードに気を付ける
寄せ書きのNGワードには、落ちる・終わる・失う・流れる・破れる・燃える・倒れる・つぶれる、などの言葉がありますから気を付けてください。
たかが寄せ書き、されど寄せ書きです。
何気に書いて、栄転する先輩や部下を傷つけるような寄せ書きを書くことだけは避けたいものです。
栄転の寄せ書きのメッセージの例文（上司から部下へ）
部下が栄転していくこともあるでしょう。
そんな時は以下のような例文を参考に、なにか心に残るようなメッセージを添えて書いてみてください。
○○くん
3年間本当によく頑張ってくれてありがとう。
仙台でも初心を忘れずに仕事に邁進してください。
○○くんの活躍を心から願って応援しています。
○○さん
○○さんがいてくれたおかげで職場はいつも元気で明るい雰囲気でした。
新しい職場でもムードメーカーとして職場を明るくしてください！
○○さんが新天地でも大活躍することを楽しみにしています。
○○さん
一応上司という立場の私ですが、しかし、○○さんにはいつも仕事で助けてもらうことばかりでした。ありがとう。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
新天地で○○さんが元気で活躍することを願っています。
○○くん
栄転おめでとう！
正直○○くんという頼りになる戦力が転勤してしまうのは本当に残念ですが、○○くんの今後の成長を考えればこの転勤は仕方ないですね。
○○くんが新しい職場で活躍することを心から応援しています。
○○さん
栄転おめでとう！
今回の栄転は○○さんの日々の努力が実ったのだと思います。
大阪の支社では忙しくなると思いますが、風邪は引かないように気を付けてくださいね。
またいつか一緒に働けたらいいですね！
○○くん
栄転、ほんとうにおめでとう。
そして、2年間本当にありがとう。
いつも真剣に仕事を覚えようとする○○くんの態度には、私もたくさん刺激を受けていました。
大阪に行っても○○くんならきっと大丈夫です。保証できます！
最初は大変だと思いますが、健康に気をつけてさらなる活躍をしてください。
○○さん
ときどき厳しいことも言ったけれど、私に最後までついてきてくれて本当にありがとう。
○○さんなら東京の本社に行ってもきっとうまくいくでしょう。
新しい環境は、慣れるまで大変だと思いますが、元気で頑張ってください。
○○さん
○○さんがこの職場に入ってきたときのことを今でもよく覚えていますが、いつも笑顔を絶やさない性格の良い子、というのが私の第一印象でした。
○○さんのおかげで職場があかるくなって、本当に助かりました。
今回栄転する職場でも、○○さんの笑顔で職場に明るさと活気を出してあげてください。
○○くん
東京本社への栄転ほんとうにおめでとう！
○○くんのこの支社での5年間の実績が評価されたのだと思いますよ。
いつも全力で仕事に取り組んでいた○○くんがいなくなるのは正直残念です。しかし、○○くんなら東京本社でさらなる大活躍が期待できそうです。
頑張ってください！
上記の様にメッセージを添えて、親しみと心のこもった寄せ書きを書いてみてください。
栄転の寄せ書きのメッセージの例文（部下から上司へ）
部下から上司への栄転の寄せ書きのメッセージとして一般的な例文に以下のようなものがあります。
この度のご栄転、心からお喜び申しあげます。
部長のこれまでの経験を生かして、会社の発展にご活躍されますようご祈念いたします。
ご栄転、ほんとうにおめでとうございます。これからも今まで同様にご指導を賜りますようお願い申しあげます。
ご栄転、心よりお喜び申しあげます。日ごろより格別のお引き立てをいただいたこと、心より感謝しています。ありがとうございました。
ご任地先での役職は、何かと大変なことも多いと存じますが、ご健康でますますのご活躍をお祈りしています。
また、上記のような例文に上司の人柄や業績を加えることで、受け取った上司は嬉しく感じますから、次のような例文を参考にしてみてください。
ご栄転、ほんとうにおめでとうございます。
課長がこれまで積んでこられたご努力の成果の賜物と、心よりお喜び申しあげます。今後とも、なお一層のご活躍とご健康を祈念いたします。
この度のご栄転、ほんとうにおめでとうございます。常日ごろの精進が実った結果と、心よりお喜び申しあげます。今後とも健康に留意されて、ますます部長のお力を発揮されることをお祈りいたします。
ご栄転、誠におめでとうございます。今まで以上にご活躍の場が広がって、部長のお人柄やお力が発揮されることは、私ども一同の喜びでございます。今後ともよろしくお願いいたします。
まとめ
例文をいくつかご紹介しましたが、そのなかから自分のフィーリングに合ったものを選んであなたの心からの言葉を添えてください。
贈る方との関係に相応しいオリジナルな寄せ書きに仕上ると良いですね。
