食材がくっつきにくい「テフロン加工のフライパン」。
炒め物からパスタなどの調理がしやすく、手入れも簡単で便利ですよね。
アルミや鉄、ステンレスなど使われている素材の違い、大きさの違いによる使い勝手もさまざまで、どんなのを選んでいいのか悩む方も多いものです。
そこで今回は、買い替えや新たに買い増す際の選び方のポイントやおすすめのフライパンを紹介します。
Contents
テフロン加工のフライパンの選び方のポイント
加熱調理する時に食材がくっつかないテフロン加工のフライパンは、多くのメーカーからさまざまな大きさやデザインのものが販売されていて、何を重視して選ぶのか、わかりづらく感じますよね。
単に、有名なメーカーから販売されているからと買ってしまうと、自宅の台所の状況に合わず、使い難かったり、値段が高かったり、思ったのと違うといったこともよくあります。
フライパンを選ぶ際に考慮すべき点は、次のようなことが挙げられます。
(1) テフロン加工の耐久性
フライパンの表面にフッ素樹脂をコーティングしたテフロン加工は、鉄やアルミやスチールといった素材に応じて、熱伝導の悪いフッ素樹脂を薄くコーティングされています。
その耐久性の違いがあり、業界団体で定めた評価として星1つから6つまでの6段階に区分したグレードがあり、星が多いほど耐久性が高い商品となっています。
そして、耐久性が高い商品は、それだけ価格も高くなってしまいます。
テフロン加工のフライパンを選ぶ場合のポイントは、このようなフッ素樹脂コーティングのグレードを理解して、耐久性と価格のバランスを考えて選んで下さい。
(2) どういった使い方をするのか、どういった目的の利用をするか
フライパンをどんな料理に使う頻度が多いのか、どの程度の人数分の料理を作るのかによって、必要となるフライパンの大きさや素材の選び方も違ってきます。
また、フライパンに使われている素材によって熱伝導率が違い、素材による重さも変わるため、使いやすさは使う人によっても違ってきます。
私も「大きいフライパンで料理人みたいにチャカチャカしたい!」と思って大きいのを買ったんですが、フライパンが重くて腕が疲れてしまいました。
そこから煮込み専門のフライパンになってしまったのは夫には内緒で(笑)
ということで、フライパンの使いやすさのポイントとなる「重さ」や「大きさ」については、できれば、店頭で実際に手にとって感覚を確認することをおすすめします。
ネット通販を利用する際には、重量や口コミを参考にしてくださいね。
(3) フライパンを使用する熱源を確認しておく
フライパンを選ぶ際に大切なのが、最近の台所はオール電化にしているお宅も多く、自宅で調理する際の熱源を確認して、対応している商品にすることです。
自宅がガスコンロを使用していれば、「ガス専用」の商品の方が、一般的には軽くて使いやすい商品が多くおすすめで、「IHコンロ」を使用している場合には、「IH対応」のものを選びます。
ただ、「IH対応」のフライパンは、大抵の商品でガスコンロでの使用が可能なため、今後IHコンロにかえる予定のある方は、ガスであってもIH対応のものが無難かもしれません。
私自身も、家はIHなのに、ガス対応を買ってしまって失敗したことがあります。
ホントに熱を通さなくてびっくりでした。
だから、購入の際には、しっかり確認してくださいね。
テフロンフライパンのおすすめ人気ランキング
ここまで選び方を書いてきましたが、では実際にはどんなのを選んでいいのか悩みますよね。
ということで、個人的におすすめする「ガスコンロ対応」と「IH対応」のフライパンをご紹介します。
この他にも、さまざまな商品がありますので、自分に適したフライパンを見つけ出してくださいね。
★ガスコンロ対応いため鍋 30cm
アルミを素材に使っているため軽く、野菜炒めから煮込み料理まで幅広い料理に利用できます。
また、日本製というのも、信頼感がありますよね。
★IH対応フライパン 26cm
26センチと少し小振りのフライパンで、一人暮らしや二人分程度の量を調理するにはちょうど良い大きさです。
IHの他、ガス火・ラジエントヒーターなど複数の熱源にも対応が可能で、使い勝手が良い一品です。
ただ、温度を上げすぎると焦げやすい点には注意した方が良いようです。
★ IH・ガス対応レミパン24cm
料理研究家の平野レミさんが開発したレミパン。
料理番組などで実演されていますよね。
レミさんのようにちゃっちゃとできるのは保障外ですが、炒め物から煮込みやスープ料理までこの1つでできちゃいます。
中を見ながらお水を入れることができる専用の蓋は、他のフライパンにはない特徴で、とっても便利ですよ。
まとめ
今回は、テフロン加工フライパンの選び方やおすすめのフライパンをご紹介しました。
テフロン加工のフライパンには、6つのグレードがあり、耐久性が高いものを選べば、それなりの高価格の商品となります。
それを考慮しながらも、使い勝手や使う目的に合わせて選ぶことをおすすめします。
やっぱり楽しくお料理したいですしね。
お気に入りのフライパンで料理をおいしく、楽しみましょう。