冬になると口周りだけ粉が吹いて、気になりますよね。
そんな時、保湿効果があるワセリンを口周りの乾燥に使っても大丈夫なのか悩む方も多いと思います。
そこで今回は、ワセリンの保湿効果や顔の口周りに塗る方法や時間、量などの使い方と注意点などについて紹介します。
Contents
口周りの乾燥はワセリンは効く?メリット・デメリットを解説
ワセリンはボクシングの試合でボクサーが体やパンチを受けた傷口の止血のために利用されるほど、皮膚の乾燥を防ぐ効果や保湿効果があります。
また、鉱物油を精製して作られ、肌への刺激も少なく安全性も高いと言われています。
では、ワセリンのメリットとデメリットを見ていきましょう。
「ワセリンを使うメリットは?」
口周りの乾燥対策としてワセリンを使うメリットは、なんといっても、保湿効果が高いことです。
ひと塗りで保湿が長持ちし、何度も塗り直す必要がありません。
それに、乾燥対策に特化した化粧品に比べ、比較的安価であることも魅力のひとつです。
「ワセリンを使用するデメリットは?」
ワセリンは、肌の潤いとなる水分を閉じ込める役割を果たせます。
その反面、肌に潤いを与える機能はないため、乾燥した状態の肌にワセリンを塗ると、肌の内側をより乾燥した状態にしてしまうデメリットがあります。
また、ワセリンを使うと肌がベタつき、ホコリなどが付着しやすくなり、かゆみなどを引き起こすなど、肌トラブルとなることもあります。
それを防ぐために、ワセリンを使う前に、化粧水や美容液などでお肌に潤いを与えておくといいですね。
そして、ワセリンにも、純度の違いや加工の違いによる種類がさまざまにありますから、あまりベタつかないものを選ぶことをオススメします。
できれば、「化粧用油」として販売されている白色ワセリンやサンホワイトといった商品が人気があります。
我が家にも1本ありますが、冬になると口の周りだけではなく手の甲やすねなどにも塗っていますよ。
1本でかなり重宝しています。
口周りの乾燥にワセリンを塗る方法・時間帯・量
ではここからは実際に口の周りにワセリンを塗る方法や時間や量をご紹介しますね。
「ワセリンを塗る方法」
口周りにワセリンを塗るときは、必ず化粧水などで顔全体のお肌に水分を与えてからにしましょう。
また、ワセリンを塗るときは、少量を手に取り温めてから顔にのせるようにします。
両手全体にワセリンを広げ、そのまま顔に押し付けるようにして、なるべく薄くのせることがポイントです。
ワセリンを薄く顔に塗るのは、量を多く付けるとホコリなどが付着し易くなるのを防ぐためです。
「ワセリンを塗る量」
顔に塗るワセリンは、米粒一粒~ふた粒程度を目安とした量を、できるだけ薄く延ばして付けることで十分です。
皮膚の表面がヌルついたり、テカテカ光ったり、髪の毛が引っ付いてしまう状態はつけすぎです。
顔の皮膚の表面の状態を鏡で見ながらワセリンを塗り、塗り終わった指先で鏡の表面を触って、鏡に指紋が付く程度が適量の目安です。
「ワセリンを塗る時間」
ワセリンを利用するのは、化粧水やクリームや乳液の後です。
普段のスキンケアの後なので、朝と夜が一般的です。
朝はバタバタしているし、化粧もするから塗りたくないという方は、夜のスキンケアの後に塗りましょう。
ワセリンの代用品
ワセリンと同じような効果が期待できる代用品には、「ニベアクリーム」や赤ちゃんに使う「ベビーオイル」などがあります。
「ニベアクリーム」
世界中で販売されている「ニベアクリーム」は、スーパーやドラッグストアなどで、ほとんどの方が目にされている商品だと思います。
ニベアクリームは、ホホバオイルが配合されたスキンクリームで、顔だけでなく全身に使える万能保湿クリームです。
口周りの乾燥はもちろん、顔全体にたっぷりとのせ、約10分程度そのままにしたら、コットンなどで拭き取れば、顔パックのように使うことができますよ。
「ベビーオイル」
「ベビーオイル」は、敏感な赤ちゃんの肌にも使えるように低刺激性のミネラルオイルを使用し、保湿成分が配合されています。
ですので、乾燥肌の大人や、女性のメイク落としなどにも使えるんですよ。
また、湯船に浸かる前に全身にベビーオイルを塗っておくと、お風呂上がりに保湿クリームなどを塗らなくても肌の潤いが保てるという裏技もあります。
おわりに
今回は口の周りの乾燥にワセリンが使えるのかどうかご紹介しました。
乾燥する季節、ワセリンのメリットやデメリットを理解して、口周りの乾燥予防はもちろん、全身の乾燥対策に有効に活用してみて下さいね。
では、最後まで読んでくださってありがとうございます。